記憶の回廊
忘れていた自分の姿を探した
探しても1人もいないキミの代わりは
いつか飾りなく 僕等はわかり合う
世界は教室でこの人生は学び舎
誰にでも開かれる 勇気と
少しの忍耐があれば自ずと磨かれる
働く事の意味を知れば人を労われる
共通の価値観で見ていた幸せ
答えはいたってシンプル なのに
損得勘定は複雑に感情にリンクする
この三次元の檻で時計の秒針
に管理され箱から箱へ移動する奴隷の様に
コンクリートの街でこだまする悲鳴
生きがいこそキミの本当の使命
それに誇り持とう その時が来たら
キミは本当の自分を取り戻すだろう
hook
それでも旅は終わらない 魂のサイクルは止まらない 未だに意味は解らないがやるべき事は変わらない 全てから学び 全てを悟るまで
与えられたこの命を運ぶだけ
どこへ向かうのかも知らされず
扉が開かれる 度にしたためる
僕等迷子になりながら再び邂逅
共に歩み続けるこの記憶の回廊
肉体を与えられ 五つの色に分けられ
言語を変えられ 疑問を投げかける
争いを繰り返し発展した歴史
それぞれの時代で発見した景色
まるでデジャブのように記憶の回廊
をさまよう 現世で願う一つの解放
先代の性根が染み付いたDNAの情報
が自分が何者か知るには大切な宝飾
薄れてる思い出がズレてく
から感じとる自分に巻き起こる一連の全て
漠然は目の前に具現化されていくが
かたちあるものはいつか酸化し枯れていく
廻ってきた循環の順番
役目を終え理解する瞬間の空観
やるべきことは目の前の宿題
やるべきことは生き続けていることへの償い
